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コラム第1回|金属製の屋根「折板屋根」とは?
金属製の鋼板を波型に折り曲げられた屋根材です。折板は「せっぱん」と読みます。波型形状により強度があり、表面処理(塗装など)された鋼板ですので耐食性能に優れます一般的には成型機を用いて作られます。![](https://img21.shop-pro.jp/PA01473/012/etc/%C7%C8%B7%BF%A4%CB%C0%DE%A4%EA%B6%CA%A4%B2%A4%E9%A4%EC%A4%BF%B2%B0%BA%AC%BA%E0.jpg?cmsp_timestamp=20211215162706)
下地材(野地板など)を必要としないのでコストが安く、軽量であるため建物への負担が少なく耐候性に優れ、非住宅建物(倉庫、店舗などの大型施設)の屋根に多く使われています。建物の規模や大きさに合わせて屋根を加工できる点も特長です。
折板屋根の種類について
折板屋根の種類には「重ね式(ボルト式)折板」と「ハゼ式折板」があります。その他、篏合式折板などありますが主流は前述の2つです。重ね式折板屋根
タイトフレームという金具の上面に飛び出ているボルトを利用し、屋根材を貫通させて、ナット、座金、パッキンを使い固定させます。小規模の建物し使用される場合が多く、強度面において優れる折板屋根です。
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ハゼ式折板屋根
タイトフレームに付属された「吊子」という部品を利用して屋根材を固定します。屋根材端部の「ハゼ」という箇所に吊子をかけて、ガチャ(電動のシーマ機もあります)という工具で締め付けることにより固定させます。屋根材に穴をあける必要がないので止水性に優れ、また、施工においても効率的で大型の建物に使用されることが多いです。
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いかがでしたか?普段何気なく見過ごしている屋根ですが、実に様々な種類があり、建物の大きさや場所によって最適な種類の屋根が使われています。次回はそれぞれの屋根について、もっと詳しくご案内できたらと思っています。お楽しみに!
コラム第2回|重ね式・ハゼ式といっても種類はいろいろ。折板屋根の種類について解説!-重ね式折板屋根編-